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激しいアップダウン、鋭角なコーナー、 シフトチェンジを駆使した手に汗握る緊迫感。 5つあるGPクラスをドライバーは マシンをチューニングしながらクリアしてゆく。 走りに拘った究極のレーシング… これはただの続編ではない。 |
CONTENTS |
I-1 レイジレーサーのモード | I-2 レースに於ける豆知識 | |||
├I-1-1 | | | ├I-1-2 ├I-1-3 └I-1-4 | GRAND PRIX ├ COURSE SELECT ├ CAR SELECT └ CLASS タイムアタック SAVE/LOAD OPTION | ├I-2-1 | ├I-2-2 | | ├I-2-3 | ├I-2-4 ├I-2-5 ├I-2-6 | | ├I-2-7 ├I-2-8 ├I-2-9 └I-2-10 | スタートダッシュ └ 2速発進 ドリフト走行 ├ アクセルドリフト └ ブレーキドリフト 速い車&遅い車 └ コースによってマシンを変えていく 敵車について ブロックについて シフトチェンジ ├ シフトについての豆知識 └ MT ONLY車 低グレードクリア スリップストリーム 自車避け現象 スピード補正 |
『RAGE RACER』のモードについて |
まず、『レイジレーサー』には『GP』『TIME ATTACK』『SAVE LOAD』『OPTION』の4つがある。 GPモードがレイジレーサーのメインモードといえる。 |
リッジシリーズ初のモードでクラス1〜クラス5と言う仕組みで成り立っている。 しかしGPをクラス5まで3位内に入れたら『EXTRA GP』と呼ばれるグランプリが登場する。 これはコース逆走のグランプリの事で、敵車も通常のGPより速くなっている。 『PRIZE』について GPモードの各コースを3位内に入賞すると『PRIZE』(賞金)が貰える。 PRIZEはクラスやコース・そして順位によってそれぞれ違う。 基本的に、上位に入ったりクラスが高ければ賞金額が高くなってくる。 賞金は、マシンのチューニングや購入に絶対必要なので、 できるだけ上位に食い込んで賞金を稼ぐ事が必要である。
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レイジレーサーのコースについてはこちらで詳しく紹介しているので参考のまでに。
だが、クラス1(最初)はグナーデ・エスペランザG1しかないので、まずはこのマシンでGPを勝ち進んで行かなければならない。 なお、全13車種の詳しいデータは『全車種紹介』を参照
ここで注意してほしいのは、現在のクラスのどれかのコースを入賞している状態でクラスを変えてしまったら、その入賞したのが全て水の泡になってしまう。例えば、クラス3でミシカルコーストを1位でクリアした後、クラスを2に設定してしまったらそのミシカルコーストを1位でクリアした事が抹消されてしまうのである。 END GRAND PRIX(エンドGP) グランプリを終了する。終了する前にセーブができる。 | |||
RACE START(レーススタート) レースをスタートする。 CUSTOMIZE(カスタマイズ) タイヤのグリップ力・トランスミッションの選択。 しかし、中にはMT ONLYと呼ばれるMT専用車がある。 CAR SHOP(カーショップ) レースで稼いだ賞金額で新車を買う。 クラスが上がらないと新しいマシンが買えないので注意。 ENGINEER SHOP(エンジニアショップ) 持っている自車をチューンナップする。 チューンナップする事でマシンの性能を向上させることが可能だが、今までいったことのあるクラス+1のグレードまでチューンナップ可能。 最高でグレード5までチューンナップできる。 COURSE SELECT(コースセレクト) コースセレクト画面へ戻る。 | |||
基本ルール ■各コースを3位内でゴールするとクリア。順位に応じて賞金が貰える。 ■3位以内にゴールできなかった、タイムリミットが0になった場合、 チャンスが1回減り、チャンスが0になるとゲームオーバーとなる。 ■ゲームオーバーになったときは、そのクラスの最初からやり直しになるが、 既に入手しているマシン・獲得賞金はそのまま残る。 ■トロフィーはそのクラスの同じグレード以下でクリアすれば入手できる。 クラス3ならグレード3(グレード2)のマシンでクリアすればトロフィーが獲得できる。 ■自車のスタートグリッドは12位から。 ■各クラスのコースはクラス1〜2は3つ、クラス3〜5は4つ。 全コースで3位内でクリアできればクラスが上がり、 全5クラスを3位以内でクリアできればエンディングだ。 |
なお、レコードは一つのコースにつき、最速ラップ&トータルタイムを上位5位まで記録し、順走・逆走と分かれている。 |
余談だが、セーブをすると今までの総タイムが右に表示されるが、これは99:99:99(99時間99分99秒)を越えるのだ。最高どこまで計られるのかは未だ不明。 |
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TROPHIES(トロフィーズ) 今まで獲得したトロフィーと獲得個数が見れる。 KEY CONFIGURATION(キーコンフィグ) コントローラーのボタン配置を8つのタイプから選べる。 VOLUME BALANCE(ボリュームバランス) BGM・SEをバランスを調整できる。また、ステレオ・モノラル設定も出来る。 MUSIC PLAYER(ミュージックプレイヤー) 『レイジレーサー』のBGMを聞ける。 ADJUST SCREEN(アジャストスクリーン) 画面の位置を調整する。 |
レースに於ける豆知識 |
『レイジレーサー』のレースについて。どれもクリアには不可欠だ。 |
4000rpm〜5000rpmが目安である。 だが、2速発進をする場合などはそれよりも高い回転域を目安にしていこう。 | |
2速発進 2速発進をする事によってかなり出足が速くなる。 まず、スタート前にタコメーターの針をレッドゾーンに入らないように小刻みにアクセルを入れ、スタートの『GO』と同時にアクセルを押し、ブレーキを踏みギアを2速に上げる。ただ、その時にタコメーターの針がレッドゾーンに入ってしまったら逆に遅くなってしまうのでタイミングはシビア。 あと、同様の方法で3速発進も可能だが、マシンによって遅くなる場合もある。 3速発進のコツは、2速発進の時よりもブレーキを押す時間を長めにする。 |
ドリフトこそレイジレーサーの醍醐味である。 ドリフトをすることによって、急コーナーを旋回力の弱いマシンでも一気にクリアできる。ドリフト時は大幅に減速するが、リザードやアッソルートの場合はグリップで曲がるよりは遥かに速くカーブを抜けられる。そして何より、テールを大きく振るその豪快さを味わえるのがなんと言っても快感である。 なお、ドリフトには2種類ある。 アクセルドリフト コーナーに進入する時にハンドルを切りながらアクセルオフ。そして再びアクセルをオンにするとマシンはドリフトを始めるので、カウンターステア(逆ハン)をして、マシンの向きが進行方向と平行になるように微調整し、コーナーを脱出。基本的にシフトを1速落とす。 殆どのマシンはドリフトをした瞬間に逆ハンをすれば巧い具合に決められるが、やはり慣れが重要だ。 ブレーキドリフト コーナーに進入する時にハンドルを切りながらアクセルオフ後にブレーキを一瞬だけかける。その後にアクセルオンにするとマシンはドリフトを始める。 アクセルドリフト同様に逆ハンでフリーの状態に戻し、シフトを下げる。 しかし、若干ブレーキドリフトの方が、グリップの立て直しが難しいし、減速が激しい。タイムアタックでは使わない方がよいだろう。 |
一体どのマシンが速いのか…結構分からない事である。 デビルカーを除くマシンではゲパルドが最速となっている。逆に遅いマシンはエスペランザ。 だが、速いからといってもそれは操作をマスターしての事。『最速』の分、扱いにくいのが現状。
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『コースによってマシンを変えていく』 そしてマシンは、コースによっても早い遅いが変わってくる。 なので結局何が一押しなのかと言うと、コースによってマシンを変えていくのが一番いい。
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敵車を、自車の後方にぶつけるという『ブロック』。このブロックについての要素を詳しく説明しておく。 1.ブロックするとそいつを前に出させないので、障害とならない …勿論その通り。 自車の前に出られると大変厄介なので、ブロックを使用するとまずこういったメリットが挙げられる。 また、最後のストレートで抜かれるという事を防ぐ効果もある。 2.ブロックした敵車を大きく減速させる ブロックすると敵車は速度が0km/h近くまで落ちる(詳しい速度は未確認)。 故にその敵車と大きく差をつけられるという事になる。 特に、ブロックでの敵車減速は、両者の速度に関係なく統一なので、車速が上がれば上がるほどより効果を得られるという事である。 とりあえずこれだけでも充分に高い効果が現れるのだが…しかしこれだけではない。 ブロックで巻き起こる最大の恩恵はむしろこちらの方である。 レイジレーサーをプレイしていて、敵車に近づくとそいつが速くなるという現象に気がついた事があるだろうか? これ、前作のリッジレボで言う黄色車のシステムと同じようなもの…即ち、自車が敵車にある程度近づくと、その敵車は速くなるが、離れるとペースが遅くなる…てヤツだ。 「それとブロックと何の関係があるんだ?」と思う方は、考えがかなり甘い。この現象とブロックは、複雑に絡み合って成り立っているのである。詳しく説明しよう。 レイジレーサーには、敵車は全部で11台…その内の4台が、ライバルカーという他の7台のマシンに比べて突出的に速い奴らがいるということはすでにご存知だと思われる。 実はこいつら、ライバルカーを抜くとその先にいるライバルカーの速度が遅くなる…といった帳尻合わせ的なシステムを持っている。 前述した自者が敵車にある程度近づくとそいつは速くなるが、離れると遅くなる…という理論は、正解のようで実は大きな間違いなのである。 実際は以下の通り。 ライバルカーを抜くと、その先にいるライバルカーがペースダウンするが、そのペースダウンした敵車に近づくと、その敵車は本来の速度に戻る。 ライバルカーAを抜くと、その先にいるライバルカーBがペースダウンする。 しかし自車がライバルカーAに抜き返されると、ライバルカーBのペースが通常に戻る。 また、自車がライバルカーBに近づくと、ライバルカーBのペースが通常に戻る。 …故に、近づく事によってライバルカーBが速くなったと錯覚させられるのである。 …というわけなので、これでとある事に気づくはず。そう、各々のライバルカーを抜くのが早ければ早いほど自車が有利になる… という事である。故に、2位や3位のライバルカーとチマチマ争ってたら、1位のライバルカーに先を越されるということに繋がるのである。 ここでブロックの話に戻したい。 ...決定的最終理論は以下の通り。 “ブロックせずに後続車のライバルカーに抜かれると、先行車のライバルカーのペースが通常に戻るので差があまり縮まらない。しかし、後続車のライバルカーをブロックすることで、そいつに抜かされない=先行車のライバルカーが自車接近までペースダウンしたまま” …故に、ブロックをするとしないのとでは、天と地ほどの大きな差が生まれてくるのである。 |
ATの場合は勝手に操作してくれるが、MTに比べ、回転数に応じたシフトチェンジが任意で出来ない。また、MTよりエンジン性能が落ち最高速度が低くなるといった欠点もあり、あまりお勧めとは言い難い。 全GP制覇をする為にはATではなく、MTで走行しよう。 | ||||||||||||||||||
シフトについてのマメ知識 シフトダウンは、壁や敵車に衝突、カーブでの減速、ドリフト後の時にシフトダウンする。壁や敵車の衝突はシフトを1速落とせばいいが、ドリフトや連続して壁に接触した場合は速度に応じて2速以上落とすことがある。 シフトアップは、基本的にタコメーターのレッドゾーンに針が入った時にシフトアップをすると、その後スムーズに加速する。だが、中には例外のマシンもあるので、速度を目印にシフトアップする方法が一番効果的と言える。 シフトアップに最適な速度は、そのギアの最高速度より約3km/h引いた速度に達した時である。 例として、エスペランザ・グレード3で3速から4速へシフトアップする場合…… 3速の最高速度125km/h−3km/h=122km/h よって、大体122km/h前後でシフトアップすればスムーズに行く。(例外あり*) (各ギアの最高速度については▲こちら) 逆に、中途半端なところでシフトチェンジした場合、ほとんどのマシンはスムーズに加速してくれない。シフトアップはレッドゾーンに入ってからか、そのギアの最高速度に達したときに行おう。 ちなみに、マシンによってレッドゾーンに入ったときにランプが赤く点滅するマシンがある。
*例外… 登り坂で、その先が平坦もしくは下り坂の場合は、規定の速度に達する前であっても、登りの頂上でシフトアップした方が速い場合がある。 シフトチェンジには若干のロスがあり、下り坂などでシフトチェンジするとスピードの勢いがつかず、結果的に遅くなってしまう。 また、早めにシフトアップした方が速いといったマシンも存在する。代表的なのが下記。
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MT Only車 「レイジレーサー」には、MT Only車(マニュアル・トランスミッション専用車)というマシンが存在する。「レイジレーサー」のみの凝った部分でまたおもしろい。 これはそのままの意味で、トランスミッションがMTのみしか出来ないというマシン。 MT Only車のマシンは以下の通り。
ちなみに、チューンナップしてMT Onlyになるマシンはない。 |
例えば、インスティンクトG4でクラス5をクリアすること。 低グレードカーで挑戦することを『低グレードアタック』といい、そしてクリアしたら『低グレードクリア』となる。 レイジレーサーの基本やりこみプレイの型で、敵車との接戦を楽しみたい勇敢なプレイヤーはぜひ挑戦を。 ただ、テクニックではなくマシン性能が全てなジ・エクストリームオーバルだけは低グレードクリアは出来ない。 低グレードアタックの具体的な詳細はやりこみプレイをご覧下さい。 |
ただ、『リッジX』に比べ、より敵車の後ろに付かないとその効果は発揮されない。
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これはライバルカーのみで、ザコ車にはこのような習性はない。 なお、この自車避け現象を逆用し、ライバルカーをザコ車に引っ掛けると言った事も可能。 状況は限られるが、狙って損はないだろう。 |
実際には『コース全長が短いんでないか?』といった疑いがあったが、体感スピードがリッジXよりも速く感じられるということなので、このような理論を決しました。 |