ファタリタ
Fatalita

ファタリタの真価はオーバルで発揮されるのだ

 アッソルート社での第一のマシンがこのファタリタである。
丸いヘッドライト、そしてぽっかりとフロントに開いたエアインテーク、これぞレイジレーサーを象徴するマシンだ。
 さて、エンジンに目を向けて見ると、なんと全車中で唯一のロータリーエンジンを採用。このエンジンのお陰で375馬力という数値を出し、最高速度は310km/hに達する。
 チューンナップは、グレード4までは出力アップ、軽量化などでとどまっているが、グレード5にもなるとマシンの全長、全幅、全高が大きくなり、一見重そうな雰囲気を醸し出している。しかしそのグレード5の車体重量は960kgと、グレード3に比べて約300kgも軽いのである。

タコメーター
トランスミッション
 / 
GRADE4GRADE5
Specification
グレード全長
mm
全幅
mm
全高
mm
重量
mm
エンジン総排気量
cc
回転数
rpm
最大出力
ps/rpm
最大トルク
kg−m/rpm
4343199111731225直2ロータリーターボ652×29000255/800028.6/6600
4343199111731130直2ロータリー
スーパーチャージャー
652×29000325/800034.7/6400
447321571274960直3ロータリーターボ652×39000375/820038.2/6100
グレード価格
(改造費)
各ギア最高速度(MT時)パワー
ウエイトレシオ
1速2速3速4速5速6速
2000075km/h96km/h123km/h164km/h214km/h273km/h4.80
7750084km/h107km/h142km/h182km/h228km/h287km/h3.48
40570089km/h116km/h153km/h196km/h248km/h310km/h2.56
公式タイム
Mythical Coast0’51”5002’37”300最高速重視設計のため、オーバル以外のコースで好タイムを望むというのは無理というもの。だが、それでも慣れればそこそこのタイムは出る。
GPでは、無難にオーバルを走るのが賢明である。テクニカルコースでは入賞できるか否かの問題なのだ。
オーバル以外のコースを走る時は、とにかくカーブは減速、ストレートが前に控えているカーブでは絶対にミスはしてはいけない。
特にレイクサイドゲートの中盤は注意して走行しよう。
Over Pass City1’15”0003’48”000
Lakeside Gate1’11”8003’35”000
The Extreme Oval0’25”4002’35”500