トータルバランスに優れ、コースに応じた走りが可能。
グナーデ社が唯一グランプリに送り込んだのがこのエスペランザ。グレード1〜5まですべてがそろうのはこのエスペランザ一台だけなのである。
そもそもスタート時のマシンだと思って甘く見てはいけない。チューンナップさえしていけば充分上のクラスにも通用する。
さて、そのチューンナップだが、グレード2・グレード3はグレード1とはあまり変わりはない。ただ、リアウイングが装備されていること、グレード3では直列6気筒が搭載されていること、ぐらいである。
グレード4からは、マシンサイズアップ、ワイドタイヤ装着、ターボエンジン搭載…などの改造がなされた。
そしてグレード5。エンジンはグレード4と同じながら、出力、トルクがさらにアップされた。これがエスペランザ最高峰のマシンなのである。
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グレード | 全長 mm | 全幅 mm | 全高 mm | 重量 kg | エンジン | 総排気量 cc | 回転数 rpm | 最大出力 ps/rpm | 最大トルク kg‐m/rpm |
1 | 4445 | 1730 | 1425 | 1220 | 直列4気筒OHC | 1600 | 7000 | 70/5200 | 8.3/3200 |
2 | 4445 | 1730 | 1425 | 1230 | 直列4気筒DOHC | 1800 | 7000 | 140/5500 | 11.6/3500 |
3 | 4445 | 1730 | 1425 | 1150 | 直列6気筒DOHC | 2000 | 7000 | 200/6100 | 21.2/4800 |
4 | 4630 | 1927 | 1425 | 1020 | 直列6気筒DOHCターボ | 2000 | 7000 | 240/6000 | 30.2/5700 |
5 | 4781 | 2271 | 1460 | 1100 | 直列6気筒DOHCターボ | 2600 | 7000 | 280/6000 | 36.5/5400 |
グレード | 価格(改造費) | 各ギア最高速度(MT時) | パワーウエイトレシオ |
1速 | 2速 | 3速 | 4速 | 5速 |
1 | ― | 52km/h | 84km/h | 118km/h | 150km/h | - | 17.42 |
2 | 1600 | 59km/h | 95km/h | 146km/h | 187km/h | - | 6.78 |
3 | 13200 | 63km/h | 93km/h | 125km/h | 167km/h | 196km/h | 5.75 |
4 | 61900 | 73km/h | 100km/h | 141km/h | 182km/h | 216km/h | 4.25 |
5 | 310000 | 82km/h | 109km/h | 157km/h | 212km/h | 239km/h | 3.93 |
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公式タイム |
Mythical Coast | 0’56”000 | 2’48”000 | 標準性能がうりのエスペランザ。だが、タイムはいまいちである。 どうもぺガースやインスティンクトなどに一歩譲る感じがあるが、 その理由は、加速の悪さ・最高速度の低さにある。 エスペランザは、通常のコーナリングだけでも速度が下がる傾向がある。 そういうところも災いしてしまったのか・・・ |
Over Pass City | 1’21”000 | 4’03”700 |
Lakeside Gate | 1’14”500 | 3’44”200 |
The Extreme Oval | 0’32”100 | 3’14”500 |