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レースに於ける豆知識
より速く走るための高等テクニック
オンラインバトル
速いマシン
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リッジ6のレースを勝ち抜くために必要な知識やテクニックを紹介。
ドリフトやニトロの方法など、初歩的な事から理解していこう。

リッジレーサー6のシステムについてを熟知しよう
このページでは、リッジレーサー6のシステムについてを詳しく紹介している。
ドリフトの方法といった初歩的なことから、如何に効率よくニトロを消費させるかなどまで、幅広く解説していく。
また、オンラインバトルでの注意事項や、最速車の解説などを、最下部のほうで影ながら載せておく。
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レースに於ける豆知識
リッジ6のレースを勝ち抜くために必要な知識やテクニックを紹介する。

ドリフトについて
ドリフトとは、コーナーをマシンが横滑りして抜けるという走法のこと。
ドリフトをすることで、通常では曲がれないカーブを減速無しで抜けることができる。
ドリフト法には2種類あるが、いずれも簡単に行なうことができる。

1.アクセルドリフト
コーナー手前でマシンのハンドルを切り、瞬間的にアクセルを離しアクセルを戻すと、マシンはドリフト(横滑り)を始める。
必要に応じて逆ハンをきり、マシンの向きを調節しながらカーブを抜ける。

2.ブレーキドリフト
アクセルドリフト以上に高スピードでコーナーを抜けられる走法。
コーナリング中に、アクセルを押したままほんの一瞬ブレーキを踏むだけというものだ。
しかし、あまりにもブレーキの踏み具合が浅いとドリフトされないことがあるので、そこそこ難しい走法だ。
上級者になれば、マシンごとのブレーキングポイントを見極めて、より効率の良いドリフトを開始させていくことができるようになる。

以上の2種類がある。慣れれば圧倒的に後者のほうが速いのだが、スピードが出きっていないときにカーブに差し掛かった時などにはアクセルドリフトは意外に役に立つ。そういった使い分けを頭に入れておけば、より有利にレースを展開させることができる。


ドリフトの挙動について
ドリフトの挙動には大きく3種類ある。
スタンダード(STD) バランスが良く、的確なドリフトのコントロールができる。
逆ハン等、ドリフト中の調整が簡単に可能。
ダイナミック(DYN) ドリフトが流れやすい上級者向けタイプ。
なお、この手のタイプの車種は、たいていアルティメットチャージ率が高い。
マイルド(MLD) スタンダードよりドリフトの小回りが可能といった感じのタイプ。
微妙な相違点はあるが、STDとさほど変わらない。
基本はこの3タイプでドリフトの挙動が決まるのではあるが、同じタイプでも車種によって微妙な相違点がある。
それはDYNで特に現れている要素といえる。



ニトロについて
リッジ6を語るにあたってまず外せないもの、それが『ニトロ』だ。
ニトロを使うことで、そのマシンが持つ最高速度を大いに上回ることができ、レースでもタイムアタックでも最重要だ。
実際、ニトロ使わずに走るのと使用したのとでは4〜5秒ほどの差が出る。
ニトロは、使用することで一気に最高速度以上に加速するのだが、F-ZEROのS-JETのような低速度からでも急加速できるというわけではない。
実はこのニトロ、マシンのレッドゾーンにまで入らないと加速されないのだ。
よって、低速度でニトロを使ったとしても、本来持ち得ている加速力がモノに出来ないのだ。
ニトロを効率よく使用するには、トップギアでレッドゾーンに入った時(最高速に近づいた時)がベストなのだ。



ニトロをためるには
前述の通りニトロはドリフト中に溜めることができ、ドリフト時の速度が高ければ高いほど、チャージされる率が上昇する。即ち、最高速度に近い状態でドリフトをすればニトロが溜まりやすいのである。逆に、速度があまり出ていない状況でドリフトをしてもニトロはたまりにくい。よって、最高速近くでドリフトを開始したほうが、効率よく溜めることができるのだ。



ニトロの種類
ニトロには3種類あって、それぞれを『シングル』『ダブル』『トリプル』と呼ぶ。
シングルニトロはニトロゲージを一つ、ダブルニトロはゲージを2つ、トリプルニトロは全てのゲージを消費する。
当然だが、一つ消費のシングルより、二つや三つ消費するダブルやトリプルのほうが効果は大きくなっていく。



ちなみに、ニトロが強力になるにつれて画面がぼやけるようになる。
スピード感を向上させるよう狙った効果だと思うが、慣れないうちはこれが結構見難い。迫力としては申し分ないが。



アルティメットチャージとは?
前述したとおり、ニトロはドリフト時に溜まり、その時のスピードが高ければ高いほどニトロのチャージ率が向上する。
これを巧みに利用したのが『アルティメットチャージ』と呼ばれる技だ。
これは、ニトロの効果終了後のスピード低下中(通常本来の最高速度に戻るまでの惰力)にドリフトを決めること。
そうすればニトロゲージが赤く点滅し、大量チャージが得られるのだ。



ニトロの使用時期は?
ベストなニトロの使用方法とはどういったものなのであろうか。
マシンによってニトロの溜まり具合が違うので一概には言えないが、基本はコース(コーナー)の形態によって臨機応変にニトロを使い分けていく。
例えば、より効率よくアルティメットチャージを決めるために、カーブ前にニトロ効果が切れるよう調整し、ニトロが切れたと同時にドリフトでカーブを曲がる…といったもの。
常にアルティメットチャージのことを意識して走ることが重要なのである。


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より速く走るための高等テクニック
ここからは、上級者向けの高等なテクニックを紹介していく。それにはやはりニトロが絡んでくる。
まずはそのニトロについて詳しく理解しておこう。必ず役に立つはずだ。

ニトロの最高速度
ニトロ燃焼時の最高速度。マシン最高速度と比例している訳でもないので、各マシンごとに把握が必要。
同じクラス内であっても、マシンによって差がある。マシン紹介のページでマシン別に最高速度を明記してあるので参考のまでに。
なお、これはあくまで平均的な最高速度である。下り勾配など道路形状によって大きく左右される。平地での最高速度であるということをまず了承してほしい。



ニトロの持続時間
ニトロの持続時間とはニトロが燃焼している時間のこと。
この時間の平均時間というものがあり、以下を参照のこと。
ニトロ燃焼時間の平均値
4.98sec7.48sec9.98sec
シングルは5秒、ダブルは7.5秒、トリプルは10秒である。
しかし例外なマシンも中には存在する。代表例がワイルドギャング。他のマシンに比べて1秒ほど長い。



ニトロの加速力
ニトロ燃焼時に得られる加速力。このサイトではこれの割合のことを『加速値』と表している。
加速値は一定の区間と一定の速度間までの時間を割合的に換算した数値。
加速値が大きければ大きいほど、ニトロ時の加速力は大きいものとなる。
このサイトでは、マシン別に4桁の数値で詳しく差を表している。

この加速値を元に、同じクラスでニトロ加速のタイム差(一定速度までの到達時間の差)を求めることができる。
計算式は以下の通り。
加速値-加速値×速度差割合÷1000=タイム差
速度差割合はクラスによって違うので、それぞれを参考に。
 速度差割合
  CL1:1.2 CL2:1.15 CL3:1.45 CL4:1.4 SPL:1.4

基本的に同じクラス同士とを比べないと計算は合わなくなる。
CL4とSPLのマシンとを比べても、あまり信頼の置ける数値は出せない。一応、補正(速度差割合)をかけているのである程度の信頼性はあるが…

CL2エスペランザとビゾンテのダブルニトロ時のタイムを比べる時は以下のような式が成り立つ。
エスペランザニトロ2加速値6320-ビゾンテニトロ2加速値6000×速度差割合1.15(小数点以下切上)÷1000=0.368秒
同じ条件、区間で走ったとき、一定速度までに0.368秒の差が表れる…というように判断できる。コースの状況やニトロのタイミングによって若干差は出るが、ほぼ間違いない数値と思っていいだろう。

また、同じニトロでなくても比べることは可能。例えばクラス2のメルトファイアトリプルニトロと同クラスハイジャックシングルニトロのタイム差を見るにはこういった式になる。
メルトニトロ3加速値5507-ハイジャックニトロ1加速値5489×速度差割合1.15(小数点以下切上)÷1000=0.021秒
メルトファイアのトリプルニトロの加速力とハイジャックのシングルニトロの加速力はほとんど差がないということが分かる(もちろん最高速度や持続時間は違うが)
ハイジャックの速さがこういったところでも出ている…といったことが分かるので、きっと参考になるはずだ。



サイレントドリフト(SD)
本来横滑りするはずのドリフトを、横に傾けさせずにドリフトするという高等テクニック。
カーブ中、道路とマシンの進行方向とが平行になるようにドリフトする。そうすると、ドリフト時のスキッド音と砂ぼこりが全く発生しない状態になる。これがSD『サイレントドリフト』だ。
より速く(といっても2〜3km/hあまりだが)カーブを抜けるには必須のテクニックだ。
これをDYN車で行なうとさらに効果が高いが、そのテクニックは極めてシビア。対戦時は使用しないほうがいいだろう。



慣性ドリフト(直線ドリフト)
STDやMLDカーで最も重要なドリフト法。直線でドリフトを行ない、ニトロを溜めるというもの。
マシンによって違うが、速度が全く落ちないドリフトの傾き角度があるのだ。
ドライバーズビューで見てだいたい角度30度といったところ。傾けすぎたり、傾きの角度が浅かったら減速するので、ギリギリの把握が必要。


*『慣性ドリフト率』というのを全車種紹介の相対表で取り上げてみた。
 これは、平坦直線でドリフトしてどれほど減速しないかを表したもの。
 ぶっちゃけていえば、DYNを除き、この数値が高ければ速いマシンだということになる。ちょっとゲームバランス悪いがするが…(汗)



ジャンプドリフト
シリーズ伝統のジャンプドリフト、今作でもそれは生き生きしている。レイブシティなどジャンピングポイントが多いコースで有効だ。
なんとドリフト中のニトロチャージはタイヤが路面に接していなくても判定されるのだ。
ジャンプ中に...厳密に言えばジャンプ前に少しハンドルを切って傾いてからジャンプすれば、あたかもドリフトしているということになるのだ。
ブレーキを踏むことなくドリフトできるので、ブレーキドリフトより効率よくアルティメットチャージが可能になると言うことだ。

なお、ジャンプは登りジャンプと下りジャンプとがあり、前者は減速が激しいが後者はあまり減速しない。下りジャンプでアルティメットチャージを組み合わせれば、多大なチャージが可能なのだ。


なお、車種によってジャンプ中の減速率に相違がある。これは車重が影響されていると推測される。
例えばCL2ではハイジャックがジャンプ中の減速があまりなく、CL3ではスターノーズが大きく減速する。
車重が重いマシンほど惰力が強いので、勢いで進んでいくことができると推測できる。



ショートカット
F-ZEROのようなショートカット技が、ついにリッジレーサーでも可能となった。
場所はレイブシティの順走。このコースのみだが、リッジ6のみのあどけない要素でまた面白い。


ショートカットはCL3から可能。その際、トリプルまで溜めることが必要だが。



ドリフトによる飛翔率低下
サウスベイの最終地点にある跳ね台。何故かここのみ、ドリフトを使用することでジャンプせずに乗り越えられる。
一見馬鹿げた走法に見えるが、タイムアタックでは最重要なのである。



壁打ち
↑の技の応用みたいなもの。
レイブシティの2つ目の登りジャンプの飛翔率を低下させるというもの。
方法は簡単。ジャンプと同時に壁に当たるだけ。
タイミングはシビアだが、ここをジャンプせずにいくと丸1秒ほど差が出るので、是非モノにしたい。



裏アルティメットチャージ
ニトロが終了する時にドリフトを決めることで行なわれる『アルティメットチャージ』。しかし、この方法以外のアルティメットチャージがあるのだ。
それはズバリ簡単。下り坂でドリフトするだけ。
あまりにも単純で申し訳ないが、それでもアルティメットチャージが可能なのだ。
ニトロ後とは違い、ゲージは赤く点滅しないのだが、ゲージ向上量は似通ったものがある。
また、敵車に押された瞬間にドリフトすることでも可能。
ようは、最高速が越えた時にドリフトをしたらアルティメットチャージになる…というだけのこと。



チェインニトロ
ニトロを何度も繋げていくという技。
通常のマシンであれば、一つ溜まったら即使い、アルティメットチャージで一つ溜まったらまた使用する…これを繰り返すこと。
DYN、特にスターノーズやハイジャックのようなマシンであればより素早いチェインが可能だ。

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オンラインバトル
世界中のプレイヤーと対戦ができるという、ファン待望のオンライン対戦。
オンラインバトルには2つのモードがある。

ランクバトル
プレイヤー同士と対戦し、勝敗によってワールドポイントが加算されたり減少されたりするオンライン対戦モード。
ワールドポイントは、いわば経験値のようなものだ。これを稼ぎ、ワールドランキングを上げていくことが目的だ。
ホストになった時は、ある程度レースのセッティングが行なえる。



プレイヤーバトル
ランクバトルとは違い、色々なレースセッティングを設けることで、色々な組み合わせで対戦ができる。

オンラインバトル・ホストが設定できるメニュー
P ニトロ ノーマルニトロ ニトロなし ニトロ無制限から選べる。
P 周回数 周回数を設定する。
コース 走るサーキットを逆走を含む全30コースから選択する。
マシンクラス マシンクラスを設定する。
マシン 使用できるマシンを一台だけに限定できる。
P ハンディキャップ レース順位が低いプレイヤーの加速力などが向上する。
最大人数 ロビーに入れる最大人数。この数字以上は入室できない。
R 対戦希望人数 ホストが希望する対戦人数を設定する。
P プライベートスロット 招待者を確保しておく参加枠
参加資格 ローレルクラウン(WX全クリア)資格者のみかそうでないかを設定できる。
ランク・プレイヤーどちらでも設定可    R ランクバトルのみ設定可    P プレイヤーバトルのみ設定可   


ポイントを稼ぐには
ワールドポイントを効率よく稼ぐには、より多くの対戦者に勝利することが必要。
しかし、14人で対戦すると何故かポイントが加算されないことがあるので、13人で対戦するのが良い。
また、あまりにも2位との差を開けすぎるとポイントが入らないので、ぎりぎりで勝利することが望ましい。
そうすれば、一回のレースで一気に1000pt's入ることがある。

このワールドポイントというシステム…はっきり言ってよろしくないと思う。
“1位にならないと”ポイントがもらえない。それどころか3、4位だとポイントが軽減する。
せめて“負けてもポイントは減らない”というようにすれば良かったのではと。
ポイントの奪い合いというのは、確かに目標があって良いように思えたが、結局はただの潰し合いである。
これでは気軽に対戦ができない。……それがランクバトルの長所なのかもしれないが。

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速いマシン
各クラスで速いマシンは以下の通り。
CLASS1 TERRAZI STARNOSE アルティメットチャージが圧倒的に強力。
CLASS2 DANVER HIJACK ニトロの加速・最高速が高い。アルティメットチャージ率も高い。
CLASS3 TERRAZI STARNOSE アルティメットチャージが圧倒的に強力。
CLASS4 DANVER HIJACK 加速は弱いが、ニトロの速度が高い。アルティメットチャージ率も高い。
SPECIAL AGE ULTRANOVA アルティメットチャージが圧倒的に強力。長いコースでは最速。

SPECIALのみ特殊で、短いコースではDANVER BASS CLURSERの方が速いこともある。
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  リッジレーサー6のシステムについてを詳しく紹介。
  ドリフトの方法といった初歩的なことから、如何に効率よくニトロを消費させるかなどまで、幅広く解説していく。