誇り高き敵車

敵車という名の悪魔
レイジレーサー以降のリッジシリーズのTAは自車一台だけで走る。そう、完璧に自分流のペースで走れるのだ。というか、これが本来のTAの姿なのだが。
しかし初代ではそうもいかない。TAといっても初級や上級のモードでTAを行なうため、敵車が多数存在するのである。
高スピードで完走するだけでも難しいのに、さらにこの状況に敵車が入られると異様に難しくなる。
こいつらを如何にしてパスするかが初代TAの最重要ポイントである。
初代のTAでは、如何にして敵車を抜くかがポイント。
敵車の走行ラインはある程度決まっており、3パターンあると推測されている。
しかし、リトライするたびにランダムで変わるため、どのパターンにぶち当たったかを瞬時に把握しなければならない。


位置関係
まず、敵車は11台いるが、その中でもライバルカーと称される黄色車-YELLOW SOLVALOU-が一番速い。放っておいたら必ず1位になるというほど、車速がダントツに速くなっている。
しかし、この黄色車は『近づいたり抜いたりすると速くなる』という裏システムがあり、自車がこいつを抜かずに後ろにいる限り、黄色車のスピードは上がらないのである。
よって、SRなどで自車と黄色車との差が空くと、黄色車は遅いペースで走っている。だから困るのである。
こいつが遅い所為で、敵車ダンゴ状態というものが発生し、3台ほどが固まって走行するようになってしまう。そうなっては抜くのが大変、接触は免れないのだ。

なお、自車が青車の場合、敵車青車の位置にF/A RACINGが代役として出てくる。
もちろん主役カーなので歓迎したいが、TAの世界ではただの障害物にしかならない。
このように固まっていることが多く、臨機応変の対応が必要。
事項で紹介する『つき抜け』という要素もあり、こいつらをパスするには少なからずの運が要求される。

ただ、モノの見事にぶち抜いた時はそれ相応の快感が得られる


突き抜け
敵車と自車の速度の差が大きく離れると、まれに敵車を真後ろから貫通する…といったバグが生じる。
邪魔な敵車をこれでパスできるというのは幸運極まりないが、リスクがあまりにも高いので“狙って”することはまずない。偶然の賜物…まさにそれである。
なお、SDをしている時に良く起こるのだが、SDをしていない状態でも突き抜けることがある。SDのみの特殊な仕様…という訳ではないのだ。
これが突き抜け。思いっきり貫いているが、自車には全く影響ない(敵車はブロックされたことになる)。

もうダメだ!というような状況でも諦めてはならない。
初代には“奇跡”がある


敵車つき抜け動画 0.4MB


リヤ無敵
自車の後方は敵車をブロックできる部位で、逆にフロント部分はかなり弱い。
SD使用中に前方に敵車がいる場合は、自車の前方を敵車に向けるより、自車後方をかすらせるように向けていくことで接触の確率を減らす事が出来る
SD中はマシン進路変更は出来ない。
よって、前方に敵車がいると避けるのは困難、追突は免れないように思える。
しかし、このようにして敵車に対して自車のケツを向けることで、敵車を安全にパスできる。

逆に前方部を敵車に向けると接触する範囲が増えることになる。

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[リッジ完全補完計画] [リッジレーサー研究室]