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ナムコのコントローラー、『ネジコン』についてを解説。 なぜやりこみプレイでの使用を禁止されるのかを詳しく紹介する。 |
CONTENTS |
N-1 ネジコンについて | |
├N-1-1 │ │ | 実際に検証してみる └標準との相違点 └タイヤ負担ゼロ |
└N-1-2 | 結論 |
ネジコンについて |
ネジコンとは、PSの周辺機器でコントローラーの一種である。
PSコントローラーといえば標準コントローラーが基本形であるが、それだとハンドルの微妙な切れ角は表現できない。
そこに着目したのがナムコで、この微妙なハンドリングを現実のものにできるのがこのネジコンである。
正しく新世代コントローラーといえる。
アナログ入力
上記での『微妙な切れ角』…こういったものを実現できるのがアナログ入力というものだ。
ネジコンでは左右ねじり以外にもアナログ入力が存在する。
1:L Rボタン
2:II Iボタン
はっきり言ってほとんど必要ないように思えるが、一応このボタンにもアナログ機能が添加されている。まあIIとIボタンはまだ使えそうだが、LRは逆に邪魔なだけである(シフトチェンジにアナログもくそもない)。
ねじり設定
オプションの、コントローラーボタン配置設定画面のところでSTARTボタンを押すと、ネジコンに関する様々な設定が出来る。
1:センター設定
ネジコンのセンターを決める。センターをきっちりと設定しないと勝手に曲がったりするので厳重注意。
2:ねじり設定
ネジコンのねじり角度を設定する。30度 45度 90度 130度 の4つあり、コースの形状によってきりわけるのがベスト。
30度は、少々のひねりで最大先回力をものに出来るので、テクニカルコースで大いに発揮。
逆に130度になると、ネジコンを限界までねじらないと旋回しないので、主にオーバル向き。
3:あそび設定
ネジコンの遊びを設定する。
実際に検証してみる |
こういったネジコンが、なぜやりこみプレイで禁止にされてしまうのか…
それについてを詳しく検証。標準との圧倒的な差をこれでご理解ください。
標準との相違点 |
いったい何が標準と違うのでしょうか?
とりあえずまずはネジコンの特徴を簡単に書いておくとします。
1:ねじりでアナログ入力が出来るので一定の切れ角をキープできる。
2:L Rボタンでもアナログ入力できる。唯一の欠点。
3:II Iボタンでもアナログ入力できる。意味がない。
4:持ちにくい(笑)。
まず1について。これはオーバルで効力を発揮します。ネジコンの長所&特徴。
2。手が疲れる要因になるだけ。3も然り。実に惜しい…
4。本当に持ち辛い。…てこれは人によるか?
…まあここまでだけであれば、なんらおかしいところはないんです。これだけであれば標準のほうに分があるでしょう。
しかしあろうことか、これにさらにとある特徴が2個も付加されるのです。
こいつらのおかげでやりプレ禁止令が発令されたといっても過言ではありません。
5:連続ねじりでハンドリング向上。
6:コーナリングはタイヤに負担がかからない。
5は、R4でのあの『ダブルハンドル押し』に似ているもので、ねじりをくいっくいっと連続して入れるとハンドリングが向上します。難しいのですが、これを極めればカーブをアクセル全開で突破できたりと、かなりの効力を発揮します。
…そして6。これです。これなんですよ、ネジコンの真の姿は。
タイヤに負担がかからない=コーナー中でも速度が落ちない
とりあえず次を読んでください。
タイヤ負担ゼロ |
上記のとおり、タイヤ負担ゼロとは、カーブを曲がっても速度が落ちないということです。まあ似たようなものとして、リッジVのトレアドールなんかがそれです。
さて、では実際にどういったものなのかを載せておくとします。
ファタG3。本来ここは、標準コンでは6速で行くとまったく速度が上がらないポイント。しかし…
ネジコンであれば6速でコーナリングしているにもかかわらず速度が上がろうとしています。で、結果として、フォーリングカーブ前でこのスピード。あり得ん…
ファタG3。オーバーパスの裏ストレート。ネジコンだとこの有様です。
最終コーナーを壁打ちで行っており、そのスピードが遺憾なくキープされているのがわかります。
ゲパルドでも然り。最高速車の独壇場となってしまいますね。
オーバルをドラゴーネで走ってますが、常に370km/hオーバー。
本来なら350km/h程まで落ちるのがネジコンではこれ。
イスタンテでラージュGPオーバルに挑む…しかしイスタンテはG4。
低グレードオーバルアタッククリアが、ネジコンでは可能なのです。これは不覚でしたな…(^^;)
結論 |
やりこみプレイでは断固使用禁止。そしてタイムを徹底的に削るTAでは惜しむなく使用する。
…とまあ当たり前だろうという結論に達してしまい恐縮ですが…(^^;)
とりあえず上記がネジコンの全てです。
なんかこれだと、標準で頑張ってるのが馬鹿らしく見えてきてしまいますが、全く別世界のコントローラーということで納得してください。
R研では、これからも変わらずにやりプレを標準で追求していきたいと思います。