アージュの歴史
アージュ社創業者であるルイ・アージュは車の発明される8年前、1877年に生まれる。
幼い彼の興味は、当時の大発明『自動車』に向けられ、21歳にして遂に最初の車を完成させる。それを友人達に披露して、忽ち大反響を巻き起こした。
 これを切っ掛けに、アージュは会社を設立し、レースにも積極的に参加していくことになる。
 軽量と耐久性を売りにしたマシンで幾多のレースを連戦連勝。また、次第に他のメーカーがパワーに頼っていくというのにもかかわらず、アージュは排気量も上げずに総合優勝に輝いたこともある。
 第2次大戦では工場が焼かれたり、不遇な時代もあって戦後は国営化されたが、今でも設立当初のアージュの個性である軽量性と操縦性は失われず、順調に発展を見せている。